画像ソフト

画像ソフトは「作成するサイトに掲載する画像データを適切なものにする」
ために使用します。機能と作業内容によって様々なものがあります。

 画像作成

いわゆる「お絵かき」をすることを指します。
(一般に「ペイントソフト」と呼ばれています)
(「ドローソフト」という作成形態の違うものもあります。高価です。)



ソフトとしてはウインドウズに付属する「ペイント」が一番なじみがあります。
これは主に「BMP(ビットマップ)」という「ウィンドウズでは
標準の画像形式になっている」形式の画像ファイルを作成、編集する
ときに使用します。


ただしBMP形式は、データ容量が非常に大きいのが難点です。
またマイクロソフト社のインターネットエクスプローラー以外の
ブラウザーでは表示出来ないので、サイトでは使用できません。

 画像編集加工

「フォトレタッチ」とも呼ばれます。
(「フォト=写真」に「レタッチする=手を加える」という意味です)

画像データに


1.縮小
2.トリミング(切り取り)
3.明るさ、コントラストの変更
4.特殊な効果を加える
5.合成する
6.汚れや傷を取り除く


といった作業をほどこします。

 画像変換

画像データの保存形式を変更します。
主なものに

1.BMPを、JPEG,GIFに変換する

2.JPEGを、GIFに変換する

3.PNGを、JPEG,GIFに変換する


等があります。


Office2000」がインストールされていれば
「ペイント」を簡易画像変換ソフトとしても使用できます。
「Office2000」がインストールされていると「ペイント」は
「ビットマップ」以外にも「JPEG」「GIF」も扱うことが出来ます。

 GIF形式 

変画像の色数を256色以下に減らす事でファイル容量を小さくしています。
ペイントなどのソフトで描いたイラスト(ビットマップ形式)は
使用している色数が少なければ、GIF形式に変換することで
画質を落とさずに大幅にファイル容量を小さくする事ができます。
一般的には
イラスト向きといわれています。

また

・透過GIF
(ブラウザ上では背景を表示させる、「透明」という色を持つGIF)

・アニメーションGIF
(「絵が動く」GIF、パラパラ漫画のように構成されている)

という、他の形式には無い特徴を持つものもあります。


米ユニシス社が特許を所持している為、ライセンス料がかかります。
有料画像ソフトには、これが価格に含まれています。

 JPEG形式 

最大の特徴は、自動的に圧縮されて容量が小さくなること
人の目で感知し難い部分のデーターを微妙に削ることでファイル容量を小さくします。

デジタルカメラで撮った写真も大抵、JPEG形式で保存されています。
一般的には
写真向きとされています。

 GIF形式とJPEG形式の使い分け  

GIF形式は同じ色が続いたらまとめるという方法で圧縮するので、
手書きのイラストのように
色数が限られている場合大幅な圧縮ができますが
グラディションを使ったイラストや写真の色数をあまり少なく設定すると
微妙な色合いを表現できずに、画質が落ちてしまいます。


JPEG形式は、色数は減らさずに圧縮できるので、
写真を美しいまま、サイズを小さくするのに向いています。

 PNG形式 

高圧縮かつ画像劣化の少ない”新世代”画像形式。
古いタイプのブラウザーには対応していませんが(IE3、ネットスケープ3以前)
ライセンスフリーの画像形式なので
GIF形式の代用として期待されています。