パソコン雑誌
「f-x [エフエックス] ITメディア・タンク」 によると、パソコン雑誌は軒並み売れていないらしい。
売り上げが増えているのは 「日経パソコン」 「アスキー.PC」 などの”ビジネス系活用誌”と
(ExcelやWordなどのOffice系アプリ関連の記事が主体)
「PC Japan」 「ネットランナー」 などの”マニア向け情報誌”だけなのだそうだ。
(裏情報やハッキングなど他では取り上げない話題が主)
「日経ネットナビ」 「Yahoo!
Internet Guide」 「あちゃら」 などの”インターネット情報誌”は
特に売れ行きが下がっているらしい。 情報の詰め込みすぎ が原因だという。
気が付くと 「ぱそ」(朝日新聞社) が廃刊していた。
「朝日ビジネスPASO (
ヒズぱそ )」 と誌名を変え”ビジネス系活用誌”として再出発するらしい。
沢山の情報を公開していた 「PC fan」(毎日コミュニケーションズ)
のサイトは宣伝のみになった。
特に 「f-x [エフエックス] ITメディア・タンク」 のいうところの
”一般誌にIT関連の記事が載る事は当たり前になってしまった現在存在価値自体が危機に晒されている”
という ”初心者誌” は様々に専門化、細分化している。
売れている”ビジネス系活用誌”を見習う 「YOMIURI PC」(読売新聞社)
「タッチ PC」(毎日コミュニケーションズ)
隔月刊で入門誌に特化した 「ゼロから始めるパソコン 通称:ゼロパソ」(読売新聞社)
Q&A
と商品紹介(批判記事は少ない)に徹した 「月刊 PC
相談室」(リクルート)
これらはもう、私達 ”初級者” が本当に欲しい雑誌ではなくなってきているような気がする。
”本当に必要な最新フリーソフト”の入ったCD-ROMと、提灯記事でないレビュー
必要最低限の”ブロードバンド時代に沿ったインターネット情報”の詰まった雑誌
そんなものはもう誰にも邪魔されないウェブ上にしか存在しないのかもしれない。
ちょっとおすすめ
「f-x [エフエックス] ITメディア・タンク」
IT関連の広告代理店経営者が運営するIT系雑誌総合サイト
ABCという業界団体の加入誌は、正確な発行部数を掲載
「f/xIT系雑誌ニュース」 というメールマガジンも発行